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3.1 リストとタプル

多くのコンピュータ言語と同様に、Pythonでも要素のシーケンスを作成し、整数のインデックスを指定して各要素を取り出すことができます。Pythonの代表的なシーケンス構造には「リスト」と「タプル」があり、どちらも0個以上の要素を持つことが可能です。

文字列も文字のシーケンスですが、リストとタプルは要素のデータ型がまちまちでも構わないという強力な特徴を持っています。 個々の要素として別のリストやタプルを含む任意のPythonオブジェクトを格納できるため、いくらでも深く複雑なデータ構造を構築できます。

リストとタプルの決定的な違い

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Pythonにリストとタプルという2種類の似た構造が用意されている理由は、 「変更可能性」 の違いにあります。

  • リスト(ミュータブル): 変更可能なデータ構造です。作成後も要素の挿入や削除、書き換えを行うことができます。
  • タプル(イミュータブル): 変更不可能なデータ構造です。一度要素を代入すると焼き固められたようになり、後から書き換えることはできません。