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12.2 Pythonコードを見つけてこよう

何か新しいプログラムを開発しなければならないとき、最も手っ取り早くて確実な方法は「ちょうどいい既存のコードを見つけてくる(もちろん、使っても良いところから)」ことです。Pythonには、世界中の開発者が作成した膨大なコードの蓄積があります。

1. まずは「標準ライブラリ」を探す

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最初に潜り込んで宝探しをすべき場所は、Pythonの標準ライブラリです。 標準ライブラリは非常に範囲が広く、内容も深く、そして基本的に明確に書かれています。Pythonは「バッテリー同梱」と言われるように、インストールした直後から強力なモジュールが多数揃っています。

# 標準ライブラリの活用例(追加のインストール不要で使える)
import math
import datetime
import urllib.request
# 自分でゼロから計算式を書くのではなく、標準ライブラリを使う
print(math.factorial(5)) # 120 (5の階乗)

標準ライブラリにない「新しいタイプのバッテリー」が必要になったら、次に行くべき場所は PyPI (Python Package Index) です。

  • URL: https://pypi.python.org/pypi
  • 以前はモンティ・パイソンにちなんで「チーズショップ」と呼ばれていました。
  • ここには世界中からコンスタントにPythonパッケージが集まっており、数万個(本書執筆時点でも約39,000個)ものパッケージが登録されています。
  • Pythonのパッケージ管理ツールである pip は、パッケージをインストールする際に裏でこのPyPIに探しに行っています。

サイトの検索ボックスにキーワード(例:genealogy)を入力すると、関連するパッケージが関連度の高い順にリストアップされます。

PyPI以外にも、良いPythonコードを見つけられる場所はいくつかあります。