Skip to content

アジャイルアプローチの特徴

JSTQB アジャイルテスト担当者シラバスにおける、代表的なアジャイル開発手法と、それらに共通する重要なプラクティスについて整理します。

代表的なアジャイル開発アプローチ

Section titled “代表的なアジャイル開発アプローチ”

アジャイルにはいくつかの種類があり、それぞれアジャイルマニフェストを異なる方法で実現しています。

1. エクストリームプログラミング (XP)

Section titled “1. エクストリームプログラミング (XP)”

明確な価値、原則、およびプラクティスを特徴とする手法です。

  • 5つの価値: コミュニケーション、シンプリシティ、フィードバック、勇気、リスペクト。
  • 主なプラクティス: ペアプログラミング、テストファーストプログラミング、継続的インテグレーション(CI)など13の項目があります。

マネジメントフレームワークとして広く普及している手法です。

  • 3つの役割: スクラムマスター、プロダクトオーナー、開発チーム。
  • 3つの作成物: プロダクトバックログ、スプリントバックログ、プロダクトインクリメント。
  • イベント: スプリントという固定期間(2〜4週間)のイテレーションで開発を繰り返します。

仕事の流れを可視化し、最適化することに重点を置いたマネジメント手法です。

  • カンバンボード: 価値の連鎖を列(ステーション)で可視化します。
  • WIP(仕掛り)の制限: 並行して実行するタスク数を制限し、フローを最適化します。
  • リードタイム: タスクの開始から完了までの時間を最小化することを目指します。

アジャイルに共通するプラクティス

Section titled “アジャイルに共通するプラクティス”

多くの手法で共通して採用されている、テスト担当者にとっても重要な活動です。

開発者、テスト担当者、ビジネス代表者の三者が協調して要件を記述します。

  • 3Cコンセプト: カード(記述)、対話(説明)、確認(受け入れ基準による完了確認)の3要素で構成されます。
  • INVEST技法: 独立性、交渉可能、価値、見積り可能、小さい、テスト可能の6項目でストーリーを改善します。

各イテレーションの最後に行い、プロセスや人間関係、ツールの改善を議論します。 テスト担当者はユニークな視点を提供し、テスト効率や品質改善に寄与します。

変更を少なくとも1日に1回以上マージし、自動化されたビルドとテストを実行します。 エラーの早期検知と、コード品質に関する素早いフィードバックを可能にします。

リリース計画とイテレーション計画

Section titled “リリース計画とイテレーション計画”
  • リリース計画: プロダクトバックログを定義し、プロジェクト/品質リスクの分析や工数見積りを行います(概要レベル)。
  • イテレーション計画: 直近のイテレーションで実施するストーリーを選択し、具体的なタスクに分解します(詳細レベル)。