問題6
テスト実装(Test implementation)活動に関する記述として、誤っているものはどれか?
a) テストアナリストは、キーワード駆動テスト自動化で使用するデータを作成することがある。
b) リスクベースドテスト戦略が使用されている場合、リスクの優先順位がテストケースの実行順序を決定づけることがある。
c) テスト実行スケジュールを作成する際、手動テストと自動テストの実行は独立した活動として扱われる。
d) テストアナリストは、現在の状況を終了基準(Exit criteria)と照らし合わせて評価するためのデータを収集する手順を検証しなければならない。
a) 不正解。 非スクリプトテスト(Unscripted testing)は、タイムボックス化されたセッションで実施されるべきです。
b) 不正解。 リスクベースのテスト戦略を採用している場合、リスクの優先度順によってテストケースの実行順序が決定されることがあります。
c) 正解。 テスト実行スケジュールを作成する際は、手動テストと自動テストの実行の間の依存関係を考慮しなければなりません。これらの活動は互いに独立しているわけではありません。
d) 不正解。 テストアナリストは、終了基準(終了条件)に照らして現状を評価するためのデータを収集する手順を、検証(確認)しなければなりません。
c) テスト実行スケジュールを作成する際、手動テストと自動テストの実行は独立した活動として扱われる。
💡 ポイント(試験対策)
Section titled “💡 ポイント(試験対策)”この解説では、テスト実行の効率化と管理に関する重要な視点がいくつか示されています。
依存関係の考慮 (Option c):
手動テストでバグが見つかり、修正されるまで自動テストが流せない、あるいはその逆といった「依存関係」はスケジュールの大きなリスクになります。これらを独立したものとして扱うのではなく、一連の流れとして計画することがTAの役割です。
タイムボックス (Option a):
探索的テストなどの非スクリプトテストは、放っておくと延々と時間を費やしてしまう可能性があるため、JSTQB(ISTQB)では「タイムボックス(時間を区切ること)」による管理が推奨されます。
リスクベースの優先順位 (Option b):
効率的なテストのためには、リスクの高いものから順に実行するのが鉄則です。
終了基準とデータ収集 (Option d):
「テストをいつ終わらせるか」を判断するためのデータ(合格数、残バグ数、カバレッジなど)を正しく集める仕組みを整えることも、TAの職務に含まれます。