必要不可欠なスキルとよい実践例
良いテストを行うために必要な「ソフトスキル」と、組織的なアプローチについてです。
必要不可欠なスキル
Section titled “必要不可欠なスキル”テスト担当者には、技術力だけでなく、以下のような汎用的なスキルが求められます。
- コミュニケーション能力: 開発者に対して、欠陥という「悪い知らせ」を建設的に伝える力。
- 批判的思考 (Critical Thinking): 前提を疑い、客観的に物事を評価する力。
- ドメイン知識: テスト対象の業務やユーザーに対する理解。
- 好奇心と細部への注意: 些細な挙動の違いに気づく力。
チーム全体アプローチ (Whole Team Approach)
Section titled “チーム全体アプローチ (Whole Team Approach)”アジャイル開発などで重視される考え方です。 「品質はテスターだけの責任」ではなく、**「チーム全員が品質に責任を持つ」**というスタイルです。 テスト担当者は、開発者やビジネス担当者と協力し、自分たちの知識をチーム全体に共有します。
テストの独立性 (Independence of Testing)
Section titled “テストの独立性 (Independence of Testing)”テストの効果を高めるためには、開発者とは異なる視点(独立性)を持つことが有効です。 独立性が高い順に以下のようになります(ただし、独立しすぎると連携が遅れるデメリットもあります)。
- 開発者自身 (独立性なし)
- 開発チーム内の別の開発者 (ペアプロなど)
- 開発チーム内のテスト担当者
- 組織内の別のテストチーム (独立したQA部門)
- 組織外のテスト専門家 (外部ベンダーなど)
開発者が自分のコードをテストすると「バイアス(自分が書いたコードは正しいと思いたい心理)」がかかりやすいため、一定の独立性を持った視点を入れることが推奨されます。