経験ベースのテスト技法
仕様書やコードだけでなく、 「テスト担当者の知識や経験」 を活用してテストケースを作る技法です。形式的な技法(ブラックボックス/ホワイトボックス)を補完するために使われます。
1. エラー推測 (Error Guessing)
Section titled “1. エラー推測 (Error Guessing)”過去の経験やバグの傾向から、「こういう場所でバグが出そうだ」と予測してテストを行います。
- 例: 「入力欄に特殊文字や空欄を入れたらどうなるか?」「リストの表示件数が0件のときは?」など。
- ポイント: 開発者が犯しやすいミス(エラー)を想像する力が求められます。
2. 探索的テスト (Exploratory Testing)
Section titled “2. 探索的テスト (Exploratory Testing)”テストの設計、実行、学習、記録を同時並行で行うダイナミックなテストです。
- 特徴: 事前にカチッとした手順書を作りません。システムを触りながら挙動を学び、気になった部分を深掘りしてテストします。
- セッションベースドテスト: 「60分間、この機能を重点的に見る」といったタイムボックス(時間枠)を決めて行うことで、管理しやすくする方法が一般的です。
3. チェックリストベースドテスト
Section titled “3. チェックリストベースドテスト”経験やノウハウを蓄積した「チェックリスト」に基づいてテストを行います。
- 内容: 「ユーザーインターフェースのガイドライン」「よくあるセキュリティ脆弱性リスト」など。
- メリット: 経験の浅いテスターでも、一定の観点を網羅してテストできるようになります。