Skip to content

スマホとAIで完結!長文PDFを音声学習用のテキストに変換して耳からインプットする方法

資格試験の勉強中、分厚いシラバスや長文のPDFを読むのに疲れてしまうことはありませんか? 今回は、AIを使ってPDFを「音声読み上げ用」のテキストに変換し、スマホの機能を使ってオーディオブックのように耳から学習(耳学問)する方法をご紹介します。

JSTQBの試験勉強を例に挙げますが、この方法を使えば移動中やスキマ時間にもインプットが進むので非常におすすめです!

1. AIにPDFを読み込ませてテキスト化する

Section titled “1. AIにPDFを読み込ませてテキスト化する”

まずはAIチャットに学習したいPDFをアップロードし、読み上げに適したテキストに変換してもらいます。

ただ要約するのではなく、以下のポイントをプロンプトで指示するのがコツです。

  • 「音声読み上げ用に、自然な文章で作成して」 とお願いする
  • 「シラバスに記載されている具体例も含めて」 と指定する(具体例がないと耳で聴いたときにイメージしづらいため)
  • 「参照記号(など)は読み上げの邪魔になるので除外して」 と指定する(★これ重要!)

AIが生成したテキストをコピーして、スマホのテキストエディタやメモ帳アプリに保存(.txt形式など)すれば準備完了です。

2. スマホの機能でテキストを読み上げる

Section titled “2. スマホの機能でテキストを読み上げる”

作成したテキストをスマホで再生します。 Android(Google Pixel)を例に、用途に合わせた2つの機能を紹介します。ノイズキャンセリング機能のあるワイヤレスイヤホンを使えば、外出先でもさらに快適です。

方法A:標準機能「選択して読み上げ」を使う(メモ帳・ドキュメント向け)

Section titled “方法A:標準機能「選択して読み上げ」を使う(メモ帳・ドキュメント向け)”

保存したテキストファイルやドキュメントアプリの文章を読み上げる場合、最も確実なのがこの方法です。

  1. 設定 > アクセシビリティ > 選択して読み上げ をオンにする。
  2. 保存したテキストファイル(メモアプリやGoogleドライブなど)を開く。
  3. 画面端のショートカットボタンをタップし、再生ボタン(▶)を押すだけ!

方法B:公式アプリ「読み上げモード」を使う(Webページ向け)

Section titled “方法B:公式アプリ「読み上げモード」を使う(Webページ向け)”

より自然な音声で聴きたい場合、Google公式の「読み上げモード」アプリもありますが、注意点があります。

このアプリ、GoogleドキュメントやPDFビューワーなどの「ドキュメントアプリ」では動作しません。(「このコンテンツは読み上げられません」というエラーが出ます)

そのため、この高機能な読み上げツールを使いたい場合は、以下のような工夫が必要です。

  • AIが作成したテキストを、自身のブログの下書き(非公開設定)などに貼り付け、ChromeなどのWebブラウザで表示させてから起動する。

ブラウザ上で起動できれば、画面が目に優しい専用レイアウトに切り替わり、オーディオブック感覚でバックグラウンド再生も可能です。再生速度を1.2〜1.5倍速に上げると、インプットの効率が格段にアップします。

コラム:アクセシビリティと読み上げの違いって?

Section titled “コラム:アクセシビリティと読み上げの違いって?”

設定画面を開くと「アクセシビリティ」という項目の中に「読み上げ」がありますが、この2つは同じではありません。

  • アクセシビリティ(Accessibility): 年齢、障害の有無、利用環境に関わらず、「誰もが情報やサービスを問題なく利用できること(利用しやすさ)」という大きなテーマ
  • 読み上げ(Text-to-Speech): そのアクセシビリティを実現するための、具体的な機能(ツール)の一つ

元々は視覚に障害がある方や文字を読むのが困難な方のための機能ですが、今回のような「耳から勉強する」という用途でも大活躍してくれます。

スマホのアクセシビリティ機能とAIを活用するだけで、面倒な長文PDFが専用のオーディオブックに早変わりします。 アプリの仕様(ドキュメントアプリでの制限など)を理解して使い分け、スキマ時間を有効活用していきましょう!